2021年06月01日
製薬会社で働きたいという希望者は多いですが、そこにはメリットとデメリットが存在することを知っておく必要があります。そこで、メリットとデメリットを紹介することで、就職活動に役立ててみてはいかがでしょうか。
専門性を生かして仕事をすることができる
製薬会社で働く最大のメリットは、専門性を生かして働くことができるという点です。新しく開発された新薬に常に接することになるので、情報をいつも最新のものにしておく必要があります。そのためには、常に薬剤について勉強をし続けなければならないため、薬剤師としてのスキルに磨きをかけることが可能です。
また、仕事は新薬の研究開発のみならず、薬剤の知識を活かして働くことができるMRという営業の仕事があります。これは、新薬をクリニックや病院に売り込む仕事であり、一般的な営業職とは違って薬剤の知識が不可欠です。
そのため、誰でもできる仕事ではないため、プロフェッショナルとして活躍することができるのが魅力です。また、仕事を通じて医師や他の企業の人と接するため、人脈づくりができるのもメリットです。
福利厚生が良いので仕事のやる気に繋がる
また、年衆は高くて安定しており、更には福利厚生がしっかりしているのも製薬会社で薬剤師が働く魅力でもあります。大手製薬会社の場合は特に、福利厚生が充実していると評判です。
産休や休暇の取得などが取りやすい環境担っているため、安心して仕事を続けられるのも魅力です。男性のみならず、女性も製薬会社を志望する人が多いですが、こうした社員が働きやすい環境がしっかりと整っていることが大きく関係しています。
年収に関しても研究開発部門に所属することができれば、700万円以上の年収を期待することができるといいます。
大手勤務となると転勤がついてまわる
ただし、デメリットとしては転勤があるという点です。特に、大手の製薬会社の場合、各地方都市に支社があるため、そこへの転勤を命じられることがあります。必ずしも都市部で勤務ができるわけではないので、転勤を命じられたらそれに従うか、または、退職をして別の職場を探す方法があります。
実は、女性の薬剤師は後者を選択する人が多いと言われています。資格があるのでどこでも働くことができるという強みがあるのも事実です。そこで、一旦大手製薬会社を退職し、その後地域の調剤薬局などで仕事をリスタートすることもあります。