若手の受け入れ態勢が整っている現場を見つけよう

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2021年05月05日

若手の薬剤師が就職をしてから順調に医薬品に関する知識を身につけたり、調剤業務などのスキルを磨いたりするには、研修制度がしっかりと整っているところを探すことがとても大事です。また、効率よく職場選びを進めるうえで、実際に気になる現場の見学をしたり、各地の現場で働いている人に仕事のやりがいや面白さについて話を聞いたりするのも良いでしょう。

スキルアップ研修が行われている職場をチェック

若手の薬剤師の受け入れ状況については、それぞれの現場の事業規模の大きさや業績などに影響を受けるため、就職活動中に不安なく働けそうなところをじっくりと探すことが重要となります。一般的に、若手のスタッフを対象としたスキルアップ研修がきちんと行われている職場は、将来に向けて専門スキルを磨きたい人や、自信をもって毎日の仕事に取り組みたい人にとって理想的な就職先として扱われるようになっています。

大手の医療法人や民間企業の中には、スキルアップ研修の内容を充実させるため、一人ひとりの若手のスタッフの年齢やキャリアに応じた研修のテーマを採用したり、外部の講師を招いたりしているところも珍しくありません。

そうした中、長期にわたりスキルアップを果たすうえで、様々な職場の研修制度の良し悪しについて、採用ページやパンフレットを使ってチェックしておきましょう。

スタッフの平均勤続年数が長い職場を探してみよう

薬剤師が働いている現場の中でも、常勤や非常勤のスタッフの平均勤続年数が長いところは、将来を見据えてキャリア形成を図りたい人にとって大きな魅力があります。たとえば、大学病院や総合病院といった大人数の医療従事者が勤務する医療現場においては、離職率の低下を目指すために研修の方法を工夫したり、一人ひとりのスタッフのフォローアップに力を入れたりしているところが少なくありません。

また、スタッフの働きやすさについては、実際に就職をしてみなければ分からないこともありますが、求職中にいくつかの現場を見学させてもらったり、採用担当者に質問をしたりするのも良いでしょう。

多くの医療従事者が参加する就職イベントに注目

多くの医療従事者が参加する就職イベントの中には、有名な医療機関や民間企業の採用担当者や現役のスタッフと直接話ができたり、会場内で採用面接を受けられたりと様々なメリットがあります。また、スムーズに就職活動を進めるうえで、人気のある就職イベントのスケジュールや参加方法について早いうちから調べておくことが大事です。

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