2021年04月24日
薬剤師の活躍の場として最も多いのは、やはり調剤薬局であり定番となっています。求人情報も豊富になっていますが、働く上では仕事内容やメリット、注意点を理解した上で自分に最適な場を選ぶことが大切と言えます。
調剤薬局の基本の仕事内容について
薬剤師の働き先として最もメジャーと言えるのが調剤薬局であり、初めて働く場として選ぶ人も多いです。基礎を学べる場でもあり、薬剤師としての基本の仕事が全てできる場所とも言えます。医師の処方箋に基づいて薬を処方したり、患者さんに服薬指導をするのはもちろん、薬歴管理など行うことは基本的なものとなっています。
処方箋にただ従えば良いというわけではなく、内容に疑問点がある場合には医師にきちんと話して他に良いものがある時には提案するのも役割となっています。患者さんに処方する薬の最終チェックをする責任重大な立場であり、医師と連携して仕事をするのも特徴の一つではないでしょうか。
調剤薬局で働くことのメリットとは
調剤薬局は男性も女性も活躍している職場が多く、家事や育児との両立に理解があるケースが多いです。一度現場を離れても職場復帰しやすいのも調剤薬局の特徴であり、よほどのことがない限り忙しくて残業の日が続くということもありません。
ライフスタイルに合わせてバランス良く働いていきたい人にも、ぴったりの場と言えます。一般的な職業に比べると給与が良く仕事内容もそれほどハードではないケースが大半であり、近隣の病院に合わせた営業時間になっているのも特徴です。
滅多に残業もない調剤薬局が多いので、プライベートとの充実にもぴったりでありスケジュールも立てやすくなっています。
調剤薬局の規模による違いにも注目
一口に調剤薬局と言っても今の時代は数多く存在しており、働き先により異なる点は必ずあるのでしっかり比較して選ぶ必要があります。規模が大きな調剤薬局もあれば、個人経営の規模が小さな調剤薬局も存在しています。
規模が大きなところは他の支店に飛ばされてしまう可能性は無いのか、あらかじめ確認しておくようにしましょう。規模が小さい個人経営のところは、人間関係がうまくいっていればアットホームな雰囲気で働きやすいですが、そうでは無い場合にはかなり居心地が悪くなってしまいます。
規模により仕事のしやすさにも違いがあることは頭に置いておき、自分の希望に合う調剤薬局を見つけることが重要になってきます。