2021年04月02日
薬剤師が働くドラッグストアでは、薬だけでなくあらゆる日用品も販売しています。品出し・会計のレジ打ち・接客・発注など仕事も幅広いです。薬剤師は第1類医薬品の取り扱い・販売も行います。任される仕事が多いですがやりがいは高いといえます。
品出しとフェイスアップがあります
お店に商品を並べるのが品出しです。店の裏にはストックルームがあり、保管されている商品を持ってきて並べます。店の回転時間より前か午前中に品出しを行います。品薄になってくれば順次商品を追加します。売っている商品数が多いので大変な作業数になります。
売り場作りをするのも大事な仕事です。どういった陳列をするかでドラッグストアの顧客獲得にも影響が出てきます。売りたい商品は目立ちやすい場所に陳列します。
お客様に目を留めてもらえるように盛ったり派手なPOPを設置したりします。また、買い物をすることにより発生する乱れを直すことも仕事です。乱れを直すことはフェイスアップとも呼ばれます。お客様が買いやすいように向きを正しく並べ直します。きちんとフェイスアップされているお店は丁寧な印象を持ちやすく商品も目に留まりやすいです。細かな作業は店の売上げのためにも重要です。
小売業に分類されるので接客業も行います
お客様から薬や商品について質問がくればそれに答えます。ドラッグストアでは特性が似ている商品も多くどれを選ぶか迷う方も多いです。商品の特性・違いなどをきちんと説明することで納得していただけます。購入する商品を迷っているなら助言をしたり、自店舗で推奨している商品を薦めることもできます。
難しいことですがノルマ達成に大きく繋がる仕事です。お客様のためにもなりますし、売上を伸ばすためにもなります。接客業務をこなすには幅広い知識とコミュニケーション能力が必要です。ドラッグストアの社員は高度な薬の知識である「登録販売者」の資格を取ることが求められます。
求人用件にも登録販売者の資格がよく記載されています。登録販売者になれば一部を除いてドラッグストアで薬を販売することを許されます。ドラッグストアの社員を目指しているなら検討してみましょう。
購入する商品を会計するレジ打ちも行います
現在のレジは自動生産なのでお金を渡す際のミスはほとんどありません。しかし、かごに入っている小さな商品を見逃しがちなので気をつけましょう。商品を購入するお客様におすすめ商品の声かけもおこないます。似たような商品を購入する場合もより積極的します。
売上に関するノルマが課せられているので声かけは大事です。時期によってはセールなどのチラシをうつこともあります。チラシはあらかじめ折りたたんでおき、商品を渡す際に一緒にチラシも挟みます。
レジの後ろにある薬品の補充もレジ打ちの業務の間に行います。ビニール袋などの消耗品が不足すれば合間に品出しもします。