薬剤の知識を持つ者の働き方をチェック

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年02月28日

薬剤の業務に就くための求人情報をチェックするにも、希望条件があるはずです。その条件に合う会社を探すための基準をしっかりチェックしてから応募することで離職しない働き方が期待できるでしょう。そのためのポイントを見ておきましょう。

離職よりキャリアアップが期待できる

全国展開するチェーン薬局の求人数が伸びています。新規開局するだけでなく、一定数の人材育成も視野に入れたいためにM&Aも行い、店舗数を伸ばしているケースも増えています。薬剤師にとっては、国家資格を取得したが故に、離職率が低い職場環境を探しており、特に定着が良い会社に応募している傾向です。

例えば、オンオフの切り替えのための年間休日は120日以上あってほしい希望があるようです。さらに、各種手当の充実、労務環境が整っていれば、定着率は高めでしょうし、働きやすいことも伺い知れます。研修も社内学術を研修するだけでなく、メーカーを招いて新薬の勉強会を実施してくれている会社は有能ですし、こうした環境下なら、女性マネージャーとしても活躍できるでしょう。

チェーン薬局が求人内容で人気になるワケ

調剤薬局への応募が定番化しており、求人情報をチェックしてみれば、業務内容は調剤・監査・服薬指導という資格取得後でも、即戦力になれる内容です。また、調剤薬局とはいっても総合科目ならば処方箋の枚数も100枚/日ほどが一般的です。

この場合、経験次第で年収600万円ほどになる見込みですが、人気チェーン薬局であることは職を失うリスクを下げられるポイントになります。また、病院門前の店舗ならば、幅広い処方箋を応需しているでしょうから、経験を積むために働くのもアリです。

こうした店舗なら在宅業務も行っているため、スキルアップの期待大です。人気のチェーン薬局ならば、今後も計画的に出店計画があるはずですから、結婚・出産・育児などで一度離れても、再び活躍ができるでしょう。

ちなみに、求人情報でチェックすべきは、社長も薬剤師であったり、応援体制を整っているかどうかです。

オンオフなどの働き方をチェックしよう

週休2日が希望条件であったものの、近年では育児や介護の相談可能となる調剤薬局などが展開されており、週休3日というようにプライベート重視の働き方も可能です。また、契約社員を募集している求人情報も増えており、期間を区切って働くことも難しくありません。

また、社長(経営者)も薬剤師であったり、女性であったりすれば、応援・支援できる体制をしっかり整えてくれているはずです。それが判断できるのが、幅広い年代の社員が活躍している環境になります。また、求人情報には詳しい職場情報は明記されてはおらず、コンサルタントに話しを聞きましょう。

職場の雰囲気も、助け合う風土があるのか、年齢や性別の壁がないことも働く上で希望条件に挙げられています。スキル・キャリアに関しても薬剤免許のみならず、研修認定薬剤、免許取得見込みのある者の受け入れがポイントになるでしょう。

PAGETOP