薬剤師として働くうえでメリット・デメリット

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2021年01月29日

薬剤師として働く場合、働く先によってメリット・デメリットがあることを知っていますか。どの程度存在するのかによって、自分の性格に合った職場を見つけることができるでしょう。具体的にどんな職場が存在しているのか、主だったところを確認しておくことが必要です。

薬局で働く場合について知っておこう

薬局とはいえども、調剤薬局・病院薬局それぞれ場所によってメリット・デメリットが存在しています。それぞれの特徴を理解しておくことは望ましいです。どの薬局でも共通しているメリットは、医療に対して貢献できることだといえます。

多くの患者の悩みを解決するためのサポートができるため、患者の処方箋を見て相談し、ライフスタイルに合った形で投薬ができるか確認しながら処方することが可能です。

それ以外のポイントとして病院薬局の場合、医療チームに参加して患者の治療を確認することができます。投薬がどのように影響するのかはっきりする為、やりがいがある仕事です。基本的にどちらも残業は少ないですが、病院薬局の方がやる事は多いといいます。

デメリットとなるのは人間関係が狭い為、自分と相性の良い人間関係でないとストレスで退職しやすいことです。

ドラッグストアで働く場合はどうなのか

ドラッグストアは調剤薬局と処方箋の取り扱い面で業務が重なりますが、それ以外の部分で独自の場合が多いです。メリットとしては他では得ることがない月給を手に入れられることといえます。ドラッグストアでは比較的高給のところが多く、保障も手厚いため人気が高いです。

患者に対する投薬面でのサポートが行えることは調剤薬局と同じメリットといえますが、よりライフスタイルに沿ったものとなります。理由のひとつにドラッグストアで取り扱っている商品の多彩さがあるからです。取り扱っている商品の中には食品もあるため、食品の塩分などについて詳しく聞かれることが多いでしょう。

デメリットとしては薬剤師なのに商品に対する問い合わせを受け付けるなど雑用が多いこと、営業時間が長くて休みを取りづらいことがあげられます。特に店によっては休日が少ない為、ストレスを感じる人も少なくありません。

製薬会社などで働く場合はどうか

製薬会社で働く場合は、部署によって大きく異なります。部署によっては残業が少なく、気楽に働ける場合が少なくありません。しかし、部署によっては徹夜を2日連続で行うといった場合もあるため、事前確認が必要となります。

また、患者とのコミュニケーションは薬局で働く上では必須となりますが、スキルがそれほど高くない人でも安心して働くことが可能です。医薬品がどのように使われるのかが明確に理解できる貴重な職種ですが、開発に携わると自分たちが開発した薬が多くの人を直すことができるメリットもあげられます。

デメリットとしては患者と接する機会が少ないため、やりがいを見出せないという場合も少なくありません。また、日本全国に異動することが考えられる為、転勤がOKかどうかによって選ぶ部署が異なる場合も多いです。

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