2020年12月28日
初めて調剤薬局に就職するとその職場になれなくてはいけません。それぞれの職場で似ているところもあれば独特の雰囲気のあるところもあるでしょう。患者に対する対応も様々でしょうから、まずは職場の雰囲気になれる必要がありそうです。
調剤環境は常に整理整頓されている
人によって整理整頓ができたりできなかったりします。できる人の自室や職場のデスクの上は非常にきれいでしょう。逆にできない人はどちらも散らかっているかもしれません。薬剤師が働く調剤薬局にもいろいろなタイプの人がいて整理整頓ができない人がいるかもしれません。
それでも職場は常に整理整頓されている必要があります。調剤で絶対にあってはならないのが誤った調剤で、それを引き起こさないためには薬や書類などの整理が必要になります。
良く使う薬だとつい出したままにしたくなりますが必ずその都度元に戻して使うときに再度取り出す作業をします。調剤に使う資料もバラバラにならないよう管理された職場になっています。
しつこいぐらいに患者に履歴を確認する
調剤薬局の窓口は処方箋を渡して薬を受け取るだけではありません。処方箋を渡すと窓口の薬剤師からお薬手帳はないかや他に通っている医療機関はないか、薬以外にサプリを利用していないかなどしつこいぐらいに聞かれるときがあります。
サプリぐらいならわざわざ言わなくてもいいと感じますがしつこいぐらいに聞くのが重要な仕事なのできちんと答えなければいけません。処方においては処方箋を間違いなく行うのが大事ですがそれだけでなく処方箋通りに調剤してもいいのかがあります。
それを知るには患者の履歴が必要で、情報が少ない患者に対しては特にしつこく聞かれます。常連になってくると少しずつしつこさが少なくなる時もあります。
必要な薬がないときはどんな対応をするか
医療機関の近くに調剤薬局があり多くの人は近くの調剤薬局を利用します。ただ絶対近くの調剤薬局を利用しなければいけないわけではなく、自宅に近い調剤薬局を利用しても構いません。小さいクリニックに近い調剤薬局でも利用はできるものの、時には必要な薬がないときもあるようです。
薬剤師としては確実に処方できる方法を医師に相談する必要があるでしょう。一つの治療に対してはいろいろな薬が対応しているので処方箋に書かれている薬以外でも使えるときがあります。
ただ用法などが異なるときがあり、変更が必要なら医師に確認しなければいけません。薬が変われば量なども変わるためその時は適切な方法で処方する必要があります。