2020年11月07日
薬の処方を行う仕事を担当しているだけではなく、最近では認定の資格を取得することによって幅広く活躍をすることができるようになっています。専門的な仕事ができるようになるのでやりがいもより感じることができるでしょう。
認定の資格を取得する方法を知っておこう
処方箋に従って薬の処方を行うことが薬剤師の役割だと言われていましたが、最近では看護師のように認定の資格を取得することができるようになっています。救命救急で仕事ができたり、抗がん剤の処方を行うなどの専門的な仕事もあります。
救命救急での仕事も抗がん剤の処方も認定の資格が必要となります。資格試験を受けて合格をしなければいけませんし、受験資格も定められているキャリアを積んでいなければいけないので、薬剤師の資格を取得してすぐにでも認定の資格を得ることはできません。
キャリアも重要なポイントとなってきます。
資格があると就業先も広がってくる
認定の資格があれば、就業先も幅が広がります。院内薬局で仕事をするだけではなく、ガンを専門的に治療している医療機関でも需要がかなり高まります。抗がん剤治療を受ける人も増加をしていますが、抗がん剤を扱うことができる資格を取得している人の人数が少ないので、重宝されるということもあります。
また抗がん剤を処方するだけではなく、直接患者さんとコミュニケーションを図ることも必要となってくるので、どういう状態の患者さんなのかということも理解できるようになるでしょう。抗がん剤と向き合うのではなく、がんを罹患している患者さんと向き合うことができる仕事でもあります。
救命救急センターでの需要を知っておこう
救命救急センターは命の最先端の現場と言っても過言ではありません。その救命救急センターでは専門医が対応をするということになりますが、薬剤の管理までは医師や看護師が行う、ともなると仕事のボリュームも増えてしまいます。
救命救急の認定薬剤師が常駐をしていることによって、必要な薬剤の準備もスムーズに行うことができます。実際に救命救急センターに常駐をしている、という人材まで確保をすることが困難ということがありますが、それでも処置のスピードが求められてくる現場でもあるので、薬剤の準備がスムーズではないと、命に係わることもあります。
認定の資格を取得して救命救急センターに常駐をしているだけでも救われる命が増える、ということがあるので、よりやりがいを感じることが出来るでしょう。