2020年08月27日
薬剤師の免許を持つ人を積極的に受け入れている職場は全国に数多くあります。そうした状況の中、自分のライフスタイルやキャリアプランなどに合うところを選ぶには、いくつかの職場の見学をしたり、就職後に行われる研修の内容をチェックしたりすることがおすすめです。
スキルアップのサポートしてくれる職場を選ぼう
薬剤師が医療分野で専門的な知識や技術を働きながら身につけるには、日ごろからスキルアップのサポートをしてくれる職場を選ぶことが肝心です。たとえば、大手の医療法人が運営している総合病院や診療所、調剤薬局などでは、一人ひとりの年齢や実務経験、能力などに応じて教育を行っているところが多くあります。
そこで、本格的に職場探しをするうえで、多くの医療従事者の間で支持されている現場の求人を優先的にチェックすることがおすすめです。最近では、医療関係の求人サイトやアプリなどに求人情報を掲載している事業所も少なくないため、隙間時間を使って気になる事業所の求人の条件に目を通しておくと良いでしょう。
求職中に色々な医療現場の見学をしてみよう
薬剤の専門性を生かせる職場を見つけるには、求職中に色々な医療現場の見学をして、実際に現場で働いているスタッフの様子や役割についてきちんと把握をすることがポイントです。若手からベテランまで多くの医療従事者の確保に積極的な現場においては、年間を通して職場見学ができるところもあるため、早いうちから気になる職場の担当者に問い合わせをすることがおすすめです。
また、現場によって同じような業務を担当する場合でも、基本給や手当の金額に大きな差が出ることもあるため、慎重に複数の職場の労働条件の良し悪しを比較することが大切です。
採用後の実務研修のカリキュラムや期間をチェック
医療現場で仕事をしながらキャリア形成を図るにあたっては、採用後に実務に役立つ研修を受けられる職場を探すことが何よりも重要です。そうした中、スムーズに職場選びを進めるうえで、求職者向けの情報を公開している医療機関や製薬会社などのホームページをチェックしたり、就職相談会などのチャンスを利用して人事担当者に質問をしたりすることがおすすめです。
また、実務研修のテーマや流れについては、それぞれの職場の事業内容や各現場での仕事の幅などに大きく左右されるため、じっくりと気になる職場の事情を把握することが大切です。