2020年07月14日
薬剤師として働きながら、スキルアップを目指したい場合、どんな資格を取ったほうがいいでしょうか。自分が今いる職場でスキルアップを目指すのか、あるいはまったく違った業種に行きたいのかによって、取ったほうがいいといわれる資格は大幅に異なるため、注意しましょう。
どんな職場にいるのかによって大きく変わる
医療機関などにいるのであれば、認定薬剤師の資格を取っておくことは非常に大切です。専門的な分野で医療に携わることができるだけでなく、自分の専門性を高めて多くのニーズを得られるでしょう。種類としては、がん薬物療法をはじめ、精神科薬物療法、抗菌化学療法など、多彩です。
どんな専門性を高めたいのかをあらかじめ決め、自分がどんな資格を取ったらいいのかを把握することで、専門的な分野に対して勉強することができるでしょう。また、どんな人を救いたいのかによっても、取る資格が異なってきます。
資格を取るときにどんな分野を選んだらいいのか、どれくらい勉強をしなければならないのかなどを把握し、勉強を続けることが合格する秘訣です。
自分がどんな仕事をやりたいのかによってとる
麻薬管理者という資格があります。別に麻薬取締官などになるためだけに取得するわけではありません。医療現場では薬物治療の一環として取り扱っているため、撮ることが可能となっている資格です。
ただし、職場で取り扱っていなければ申請しても通ることは不可能となる可能性が高いです。そのため、病院薬局などに勤務している人であれば取得しやすいでしょう。とるときには都道府県の知事に申請書を提出しなければなりませんが、精神機能の障害の病歴や、薬物中毒などがないかなど診断書が必要となります。
申請方法が地域によって異なる場合もあるため、あらかじめ確認してから申請してください。なお免許は1年有効です。それ以外にも様々な資格があるため、現在の職場で必要となる資格を取るといいでしょう。
全く関係のない業種で働くこともできる
サプリメントアドバイザーは、サプリメントを取り扱っている企業や現場で働く人が取得することで、転職をするときに役立ちます。病院からの薬とサプリメントを併用している患者の数はとても多く、医療機関で働きながらサポートをするよりも、サプリメントを販売している会社で働いたほうがより患者によりそった形でのアドバイスをすることが可能です。
また、エスティシャンとして働くこともできます。薬剤関係の資格を持っていると、エステ関連の会社で独自に研究や開発を行う化粧品の製造や開発に取り組む形となります。エステ関連で働くときには、薬剤関連の資格を生かして働けるかどうか確認してください。