2020年07月08日
薬剤師という資格を取った場合、全ての職場において同じメリットとデメリットが存在するということはありません。職場ごとにメリットとデメリットは存在しているため、それぞれの特徴を理解して、メリットとデメリットを見てから働く先を決めるといいでしょう。
調剤薬局や病院で働く場合には何があるか
調剤薬局や病院の薬局で働く場合は、残業がほとんどないことが最も大きなメリットです。ある程度年収が高く、残業がないことから働きやすい職場と考える人も多いといいます。また、直接患者と接する機会があるため、自分が医療現場で誰かの役に立っているという充実感を味わうことも可能です。
薬剤関係として患者が治るようにサポートできるやりがいのある職場として、人気があります。病院の場合は総合的なスキルアップや医療チームに編入され、さらにやりがいを実感できるでしょう。ただしデメリットとして挙げられているのは、人間関係です。
閉鎖的な職場であることが多く、スタッフ同士や医療スタッフとの人間関係の軋轢によってやめる人もいます。
ドラッグストアで働く人にありがちなこと
ドラッグストアは薬剤師として年収の高い職場だといわれています。地域によっては、その地域一番ともいえるほどに高い年収をもらえることも多いです。また、求人数がとても多いため、どこに行っても働くことができます。
働く先によっては、以前の職場よりも100万円年収が高いということも珍しくありません。ただしデメリットも存在していますので、注意してください。薬剤師として働くために努めているのに、それ以外の業務が圧倒的に多いことと、クレーマーが多いことです。
業務に関してはバイトやパートの人でもできる内容であれば、バイトやパートの人に任せたほうが、かえってうまくいく場合もありますが、クレーマーに対してはある程度研修を受けておかないとストレスで辞めてしまう場合もあります。
製薬会社で働くときにはどんなことがあるか
製薬会社で働く場合、自分の専門の仕事をきちんとこなすことができることと、給料が高く、有給休暇など福利厚生制度が充実しているところが魅力です。ほかの職場のように自分の業務に関連していない仕事をやらされることはありません。
自分で請け負った仕事ができるように配慮されている環境であるため、働きやすいといわれています。ただしデメリットとしては、成果主義であるため、知識や能力を日々磨かないといけません。また、医療の現場に携わっているという充実感を得られにくいです。
とにかくノルマをこなさなければならないということも多いため、成果を出せなければやめざるを得ません。