2020年06月17日
薬剤師は忙しすぎてプライベートがなかなか充実しないという意見を聞いたことのある人は、少なくありません。実際に休みが少なくて、たまの休日には疲れて寝ているだけという人もいれば、毎週週休2日でプライベートが楽しいという人もいます。どちらが正しいのでしょうか。
職場によって働く環境は大きく異なる
休みが少なすぎて休日は寝てばかりという人も、週休2日でプライベートが充実している人も、どちらも真実です。その理由として、勤務先の環境が大きく影響しているといえるでしょう。
勤務先によっては人員不足であるため非常に忙しく、勤務先の業務を通常よりも過剰にこなさなければならないことも多いです。その場合、休日出勤が多くて休日が少なく、休みの日は寝ているのがやっとということも少なくありません。
対してシフトがしっかりしている大手企業に勤務した場合は、福利厚生がしっかりしているため、勤務先で休めないということはありません。むしろ毎週休んでプライベートを充実させられてうれしいと、考えている人も多いです。
そのため、勤務先の環境によって休みの日数等は大きく異なるため、入社前に確認しましょう。
なぜ人員が足りなくなってしまうのか
人手が足りなくなってしまう原因の一つとして挙げられているのは、企業側の配置の状況です。いわゆるワンオペと呼ばれる、1人で何もかもこなさなければならない会社の場合には、休みが少なくなることも多いといわれています。
反対に優秀な人材が多い企業であれば、シフトを的確に組み、社員が安心して休める環境を整えられることが多いです。また、新入社員の教育をしなければならない企業の場合、休みを取ることが難しくなる人もいますが、全員ではありません。
人員が足りなくなってしまう主な原因はやめる人が多い企業なのか、企業側が人員を雇用しない企業なのかなどです。企業側が雇用しない原因としては経費節減などがありますが、単純に雇用しても人が続かないなど様々な要因があるため、確認することが必要といえます。
確実に休めるところとはいったいどこか
医療機関であれば確実に日曜および祝日が休みのところが多いです。医療機関によっては土曜日が休みのところも少なくありません。病院の近くにあるなどの調剤薬局の場合は、日曜および祝日にプラスして、さらに平日1日休めるところもあります。
同様に製薬企業や公務員などの場合は土日および祝日を休めるところが少なくありません。休みが圧倒的に少ないと予想されているのが、ドラッグストアです。不定休となっているところが少なくありませんが、確実に休みを取りたいのであれば店側に相談してみることが選択肢といえます。