病院や薬局で何ができるのかを知る

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2020年05月22日

薬の勉強をして知識を得れば薬に関していろいろなことができると考えるでしょう。では具体的に病院や薬局で何をするのか知っておいた方がいいかも知れません。職場によっては多少行えることが違ってくることもあるでしょう。

処方箋に応じた調剤を確実に行う

病院などの医療機関においては医師が上に立って患者の治療にあたっていきます。医師以外のスタッフは医師の業務をサポートすることが主になり、医師の指示で動くケースも多くなるでしょう。薬剤師の業務の種類の一つとして調剤がありこれは医師の作成した処方箋を元に行う大事なものと言えるでしょう。

病院や調剤薬局がありますがどちらも自分自身が勝手に行うのではなくあくまでも医師の処方箋を確実に行うことが必要になります。ただ医師の処方箋に誤りがあったり問題があるときには指摘をすることができその時には少し医師の上に立つ気分になるかもしれません。

医師も誤りなどの指摘を受けたときにはそれに従って修正などを行います。

患者に薬の説明や飲み方の指導をする

市販薬の多くは毎食後が多く特に飲み方などをチェックせずに飲んでいる人もいるようです。しかし薬によっては飲み方が異なることが多く、食後以外にも食前や食事と食事の間などに飲まないといけないものや飲むときの飲み物に注意しないといけないときもあります。

薬剤師の仕事の種類としてあるのが薬の説明や服薬に関する指導があり、病院でも調剤薬局でも必要となります。市販薬のように薬に細かい説明書などがないので、薬を渡すときにはその薬は何の薬かどんな頻度でいつ飲むのかなどを印刷して渡します。

新しい薬を渡すときには事前に説明が必要な時もあり、病院などでは飲み忘れがないかなどのチェックも必要になるでしょう。

医師に対して治療に必要な薬剤の提案

病院で治療に関する判断はほぼ医師が行い、その他のスタッフは医師の指示に従ってサポートすることが多いでしょう。ですから看護師などが勝手に医療行為を行うことはできず、行えるのは検温や採血など限られたものになっています。

薬剤師の仕事に関しても基本的には医師の処方に基づいた調剤になり、積極的に治療に必要な薬剤を提案できるわけではありません。ただ仕事の種類によっては医師に対して薬の提案ができる場合があります。

特定の病気を治療するための専門資格などを別途取っておくと、より強い発言力を持てるようになります。医師より強い権限が得られるわけではありませんが、よりやりがいを持って行うことができるでしょう。

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