正社員で働くことよりメリットのある働き方

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2017年04月15日

結婚・出産・子育てと一連の流れが一段落した薬剤師資格を持つ家庭の主婦が、復職を考えた時にベストな方法と言われるのが、パート職での働き方と言われます。これは勤務時間に融通が利くことで、家族を優先的に考えることが出来ることで家庭を持つ人には、最適な働き方と言えることになります。その人気の理由を考えてみました。

フルタイムで働くには無理も出る時

家庭があり、母となる薬剤師が、正社員としてフルタイムで働くには、相当な家族の協力が必要になり、その環境が揃っていることが条件になります。そのため、一度家庭に入った人が復職する時には、パートやアルバイトで働くことが多くなっています。自分のライフスタイルに合わせて勤務時間を設定出来る強さがあることから、子供の送迎時間に合わせ仕事が出来るメリットが出て来ます。また、週に数日と言う選択も出来ることになり、家庭の両立が比較的しやすくなる良さがあります。但し、同時条件で調剤薬局で働く人がいる場合においては、時間調整を行なうこともあり、自分自身の100%わがままが通らないこともあると知っておきましょう。

決して安くない時間給を知っておくべき

パート職は、給与が安いと言われがちですが、それは一般職の人に当てはまる言葉になり、この資格を持っている人には当てはまりません。と言うのも大きな要素として、未だに人材不足が続いていることから、多くの調剤薬局やドラッグストアでは、募集を続けています。そのため給与や時間給が普段より高く設定されることになるのですが、この職業は元々給与や時間給は、高く設定されていました。募集される時給を見ると、2000円程度から2500円ほどが示されることが多く、決して不満の出る額にはなっていません。また過去の経験値も勘案してくれるところもあり、更に高額の時間給になることも予想されます。

正社員が多いことでのデメリット解消に

では何故、高額での採用が多くなっているのかを考えてみたところ、正社員を雇うことを考えると、これでも正社員より少ない額で雇うことが出来る大きなメリットがあるからでです。正社員を多く雇い、時間をダブらせて働かすことより、時間割りに沿って働く人を雇うことで、人件費の節約に繋がるからです。特に調剤薬局などでは、人件費が高くなることもあり、人件費を抑える大きな役目も担っていることになり、安定経営の柱にもなっている場合も考えれます。そんな家庭の主婦の復職を考え、多くの薬局では復職前の勉強会を行なうようになって来ています。ブランクが長い人ほど、復職に不安を感じることが多くなっています。その不安を取り除くことで、安心して復職が出来るようになって来ています。

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