2020年02月12日
薬剤師で夜勤を行っている人はそれほど多くなく、昼間勤務している人の方がほとんどです。職場によっては夜働くところもありますが、自分の意思から夜間シフトを望む人が多いでしょう。職場を選択する際、シフトなどを吟味してから就職することをおすすめします。
病院によってシフトは異なります
病院に勤務している薬剤師の場合、その病院によって夜勤になったり当直回数が異なることが多いです。中には夜間シフトや当直などがないクリニックもあるので事前に確認しておくと安心です。
ポイントとして救急医療に対応しているかによって異なります。重症度について一次救急や二救急、三次救急などに対応している施設の場合、それぞれに応じて繁忙度は違うでしょう。基本的に急性期病院で、患者の受入やベッドの数が多いほどハードワークになります。
慢性期病院の場合、ベッドの数が少なかったり救急を受入しない病院では夜間シフトを行っていないです。夕方から勤務し朝帰宅するシフトをイメージする人が多いですが、実際スタッフが足りていないと当直制度があり、朝出勤した後一日中働いて、次の日の昼に帰宅するという働き方も多いです。
夜間シフトのある施設だとシャワーなどの設備がありますが、かなりの時間拘束されるようになります。休憩時間をとるのが難しかったり、一週間に数回夜間シフトを組んだり、土日に夜間シフトを入れることもあるでしょう。
ドラッグストアも夜間シフトがあります
大きな病院や夜遅くまでやっている病院の周辺には、24時間対応のドラッグストアが存在していることが多いです。調剤併設型ドラッグストアの場合、調剤や投薬を行うことができる薬剤師が24時間現場に常在することになっています。
昼間と比較すると処方箋を受付する回数は少なく、調剤を行わないような時間帯はレジを打ったり商品陳列などを行うことがあります。処方箋を受付していないようなドラッグストアでも、夜間シフトがありいろいろな働き方が存在し、夜間でも人が多く出歩いている街には深夜でも営業していることが多いです。
ドラッグストアなのでいろいろな日用品や食品を販売していて、栄養ドリンクなど夜中に販売しています。繁華街に多く存在していて、一般的なドリンクを販売することもあり、本来の仕事とは異なる業務を行うこともあるでしょう。
アルバイトやパートでも深夜働くと、普通よりも高い時給で勤務できるので夜間シフトを好む人もいます。地方になると深夜営業しているドラッグストアは少なく、都心部などの人の多いエリアにおいて限られた働き方になります。
夜間シフトがないところが多いです
ほとんど夜勤のない職場が多く、休日当番などの業務はありますが夜から朝までの夜間シフトはありません。昼間の調剤薬局や病院に勤務することが多いですが、かかりつけの患者が多いと時間外でも対応することがあるでしょう。
帰宅した後対応に追われるケースがありますが、夜中はほとんどありません。今後かかりつけが増える傾向があり、夜間シフトを導入する調剤薬局はないですが、将来的に夜も仕事をする時代も来ると言われています。製薬企業も夜間がなく、休日に勉強会などをセッティングされることがありますが、夜中に働くことはまずありません。
繁忙時に深夜まで仕事をすることがあっても、病院のように夜間シフトを組むということはないです。製薬会社には副業しても良い会社があり、余裕がある人は病院やドラッグストアなどにおいて夜に勤務している人もいます。
一般的に時間外に勉強したり、次のステップのためスキルを磨くなど準備に時間が使われている傾向です。