外国人が多い空港や観光地では必要とされる

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2020年02月09日

薬剤師として働くときは調剤薬局や病院、ドラックストアで働くことがほとんどです。もし英語を活かせる職場を探したとしても一般企業や病院の求人数は少ないでしょう。外国人が多く訪れる薬局や調剤併設ドラッグストアであれば求人が出ていることもあります。

特に都心部での需要が高くなっています

一般的な調剤薬局やドラックストアでは英語が必要になるような場面は少ないです。ですが、中には東京や大阪の一部など外国人が多く訪れる薬局では求められることがあります。特に都市部で観光地の近くにある薬局は多くの外国人が訪れます。

そうした場所に立地している薬局では求人として求められます。また、外国人観光客が訪れる空港も同様です。空港近くにあるのは少数ですが、通常の薬局では会えない色々な外国人を相手に服薬指導することになります。

例えば羽田空港には調剤併設のドラックストアがあります。ほかにも成田や関西国際空港、中部国際空港などでも求人が出ているケースがあります。

中学レベルを話せれば問題ないです

話せるスキルは流暢ではなく中学生レベルを話せれば問題ありません。薬効を説明せずともどんなタイミングで何錠飲めばいいか伝われば問題ないからです。説明の紙が日本語表記なら、簡単な英語でメモを書いて渡してもいいでしょう。

服薬指導の時説明するのに過度に緊張する必要はありません。簡単なジェスチャーである程度は通じます。国際空港の店舗では活用する場面が多いものの、案内の言い回しや値段などある程度覚えておけば問題ありません。調剤のスキルは人によって差が出るわけではありません。

薬の売り上げはクリニックや病院の処方箋の枚数に依存します。優れた服薬指導を行っても売上が大幅に上がるわけではないのです。ただ、ある程度話せる薬剤師がいれば話す機会の多い場所では重宝されるようになります。

外国人はあの人がいるなら安心と考えて処方箋の枚数を増やす可能性もあります。

製薬会社などでは必要になってくる

一般的な調剤薬局やドラックストアだけでなく病院の勤務であっても同様です。外国人が来院したとしても服薬指導で高度な外国語が求められるわけで張りません。中学レベルでも薬の飲み方は十分に伝わります。病院は一般的な業務を行うので日常的に必要になるわけではありません。

観光地や空港みたいに頻繁に外国人客が来ることはないでしょう。なので語学を必要とする求人の案件はほとんどありません。語学を仕事に活かしたいときや転職の時は向いてないといえます。ただし、製薬会社・医療機器メーカー・一般企業では必要になることがあります。

製薬会社と医薬品メーカーに関しては、特にDI業務・薬事申請・臨床開発モニターの職種で求められます。ただし、薬局・ドラックストアの求人とは異なり話せることで年収が優遇されるわけではありません。話して理解することが当然の前提で求人を争うことになります。

そもそも、企業の求人は珍しくて求人数はかなり少なくなります。

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