薬剤師の仕事のやりがいは何と言っても、体の具合が悪くなっている患者さんと、治療をするお薬の架け橋になれるということです。それで患者さんの命を救うことができれば、それは最高に幸せなことではないでしょうか。投薬のミスマッチを防ぎ患者さんの健康を守ることも大切な役目です。この他女性が活躍できるという点もあります。国家資格を取得しておけば転職に有利であることもあります。

女性の国家資格としては頂点にあります

薬剤師になるためには1年に1度だけ全国各地の主要都市で開催される国家試験を受験してそれに合格しなければなりません。晴れて合格すれば免許を取得できるということになります。その喜びは実際に試験を受けたものでないと到底理解できません。

その競争率は全国平均で70%ということです。看護師の国家資格の試験の合格率が90%を超えているような状態ですから、それと比較しても、こちらの資格はさらに難しい資格であるということができます。どちらの資格も女性が主体の資格ですから、一旦それを取得しておけば、子供が生まれて一旦休職し、子供が成長した時に再就職する時などに大いに役立ちます。

まさに女性の国家資格としては頂点にあるような素晴らしい資格であるということができます。それだけに競争率が高いのです。

派遣社員は退職金を得ることができません

国家試験に合格したらいよいよ実際の仕事場を探さなければなりません。インターネットのサイトが役に立ちます。インターネットで参考にするサイトは2種類に分類できます。一つ目のサイトが人材派遣会社のサイトです。

人材派遣会社のサイトを利用すると、実際に会社を見つけるまでに時間が最短で済みます。それはそれで大変結構なことですが、人材派遣サイトを利用すると一つだけ決定的な欠点があります。人材派遣サイトを利用すると、これは当たり前のことですが、就職する会社との契約は派遣社員ということになります。

つまり正社員にはなることができないということです。正社員と派遣社員との雇用条件はかなり違います。端的な話、会社を退職する時の退職金があります。正社員が退職金を得ることができるので対して、派遣社員は退職金を得ることができません。

インターネット上の情報はいわば玉石混交の世界です

インターネットの比較サイトを利用して自分に一番適していると考えられる職場を選べば成功までの道は半ばということができます。インターネット上の情報は、いわば玉石混交の世界です。玉石混交とは価値のあるダイヤモンドと全く価値のない河原の石が混在しているという意味です。

ですから大切なことは、どれがダイヤモンドであるのかを見抜く力を持っていることが大切です。たくさんの河原の石ころの中から光り輝くダイヤモンドを探すという作業は大変に難しいことです。