2019年10月16日
パートの薬剤師は、正社員と比べると給料が少なくなりますが、比較的柔軟に休暇を取ることができるため、子育てとの両立をしやすいといった利点があります。また、勤務先によっては子供が小さいスタッフを対象に、特別な休暇制度を設けたり、業務の負担軽減を図ったりしているところもあるため、余裕を持って職場選びをすることがおすすめです。
一日数時間から勤務できる職場が増えている
薬剤師のパートの求人募集をしている事業所の数は全国的に増えており、一日数時間から勤務を始められるところも少なくありません。そうした中、子育てに負担を掛けずに仕事を続けたい人は、希望通りに休暇の申請ができるところや、育休を終えたスタッフへのサポートが行き届いているところを探すことがおすすめです。
また、短時間勤務のスタッフの活躍が期待されている調剤薬局やドラッグストアなどの働き方については、多方面のメディアで大々的に取り上げられることがあります。そのため、日々の隙間時間を使って就職活動に役立つ情報をキャッチしておきましょう。
残業や夜勤を担当することがないどうか注意しよう
仕事と子育てを両立しながら薬剤師として成長をしたい人は、パートの求人に応募をする際に残業や夜勤を担当することがないかどうか注意を払うことが大事です。例えば、最小限のスタッフしか配置されていない薬局においては、繁忙期に数時間の残業をする必要があったり、夜勤を命じられたりすることもあるため、採用後の問題発生を防ぐうえで、きちんと人事担当者と話し合いをすることがおすすめです。
また、日勤を中心とした勤務体系の職場については、多くの医療従事者の間で人気が出ることがあるため、採用面接を受ける際に志望動機や自己アピールの伝え方をしっかりと考えておくことが大切です。
子供が小さいうちはシフト制で働ける職場がおすすめ
子供が小さいうちは、急な発熱や病気などによって仕事を休まなければならないこともあるため、シフト制で働ける職場を見つけることがおすすめです。また、一か月あたりの休みの日数については、それぞれの事業所のスタッフの配置によって大きなバラつきがあります。
そこで、シフト勤務で長く働いている医療従事者の体験談を参考にしたり、気になる事業所の求人担当者に問い合わせをしたりして、都合よく休みが取れる職場を見極めることが肝心です。