派遣薬剤師の平均年収を試算してみました。 都市部と地方とで時給が違います。多くの人々は都市部の方が地方よりも時給が高いのではないかと考えています。そうではありません。これは需要と供給とのバランスから来ているのではないかと推察されますが、地方の方が都市部よりも時給は大幅に高くなってきています。 具体的な数字で示した方が理解しやすいので、代表的な金額で計算してみましょう。まずは都市部です。都市部の時給はズバリ3000円です。そして地方部の時給が4000円です。地方部の方が都市部よりも時給にして1000円も高いという統計結果になっています。これを年収に換算してみましょう。

正社員のように退職金をもらうこともできないのです

週5日勤務で一か月当たり4週間働くとします。最後にそれを12倍して年間の収入を計算します。まずは都市部です。時給3000円で1日あたり8時間、週5日勤務では 月収にして48万円になります。それを年収にすると576万円になります。

地方部ではどうでしょうか。時給4000円で1日あたり8時間、週5日勤務では、月収にして 64万円になります。それを年収に換算すると768万円になります。つまり結論を申し上げますと、派遣薬剤師の平均年収は都市部で576万円、地方部では768万円ということになります。

年収的には正社員と遜色ない金額であるということができます。ですが有給休暇などの条件を比較してみれば、その差は歴然としています。正社員のように退職金をもらうこともできないのです。

正社員の道を模索するのが良い方法

ですから長い目で考えればやはり転職サイトなどで正社員の道を模索するのが良い方法ではないでしょうか。所詮社員の待遇にはかなわないのです。正社員の道を模索するのであれば、求人サイトを利用しなければなりません。

その際に薬剤関連に強いような求人サイトを利用いたしましょう。もう一つ大切なことは求人サイトの比較サイトを利用するということです。比較サイトを利用すれば短時間のうちに数多くの会社を比較できます。沢山の会社の中から自分が一番気になるような会社を選べば、成功までの道は半ばといったところです。

インターネット上には膨大な情報が満載です

求人サイトや転職サイトはインターネット上から利用されるのが一番賢い方法です。インターネット上には膨大な情報が満載です。ひとつだけ注意する点があるとすれば、インターネット上の情報というものは玉石混交の世界であるということです。

玉石混交とは、価値のあるダイヤモンドと価値の全くない河原の石ころが混在しているという意味です。たくさんの河原の石ころの中から光り輝くダイヤモンドを探し出すというのは案外難しいものです。