収入に応じた税金等の利点があることを知ろう。

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2019年07月06日

薬剤師の仕事は、フルタイムからパートタイム、アルバイトまであり、自分の都合に沿った働き方が出来ることも魅力の一つです。現在はまだ女性の活躍が多い薬剤師業界です。女性は、結婚や妊娠出産、育児への専念など様々なタイミングで、フルタイム勤務からパートタイム勤務に切り替えたいと考える方が多いのも事実です。

働きやすい環境で自分に合った勤務条件を。

結婚や妊娠出産、育児により、働き方を変えたいと思われる方が選ぶのはパートタイムです。子供が生まれれば、当然その子供の面倒を見る人がいなくてはいけません。ですが、保育園に預ける、父親と交代で世話をする、祖父母の世話になることで母親が仕事と家庭を両立することは可能です。

女性が働くことを諦めなくて良いのです。ですが、育児と仕事の両立は簡単なことではありません。自分自身で勤務形態に余裕を作ることも自分の為にはとても良いことです。

勤務の仕方で受けられる控除が変わってくる。

収入によっては、当然受けられる控除が変わってきます。賢く働きたいと考えている方は、その上限金額を知っておく必要があります。たくさん働いているのに収入が減ってしまう等のことが起こらないように、きちんと調べて、適切に働くことが大切です。

賢く働いて、損をしない計画を立てよう。

まず、税金を考慮して働く場合、最初のポイントとして住民税支払いの条件です。被扶養者(妻)が、住民税、所得税、社会保険を支払う必要がない金額は年収100万円未満です。さらに、年収100万円未満は、被保険者が社会保険料や税金を支払わなくて済みます。

これを知らずに年収が100万円を超えてしまうと、なんだか損をした気分になることでしょう。ですが、妻の年収が103万円を超えるようであれば、所得税は支払わなければいけなくなり、夫は配偶者控除の対象から外れることになりますので、こちらも覚えておきましょう。

年収103万円以上141万円未満では所得税が減額になり、年収130万円以下であれば、社会保険の支払い義務が免除されます。薬剤師は他の職種と比べて時給が高いことが多いので、その結果給与が高額となる場合があります。働き方を考えるだけでなく、収入のことも考えるとなるととても大変ですが、この点を踏まえるだけで、家計の損得に大きく関わってきます。賢い働き方をして、自分自身に余裕を持つことが出来るのが一番です。

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