都会より郊外の方が給与が高めな薬剤師

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2019年05月08日

薬剤師の求人を探す時には、収入が重視される事も多いです。高収入の仕事を探している方も少なくありません。この薬に関する職種の場合は、地方は給与が高めな傾向があります。とりわけ店舗数が少ない職場は、その傾向が顕著です。

都会よりもむしろ郊外の方が給与が高め

郊外と都会エリアの求人は比較される事も多いですが、都会の方が給料は高めであると思われている事もあります。その理由の1つは最低賃金です。各地域には時給の目安額があって、都会エリアは数字が高めな傾向があります。

現に東京地域は、全国の中では最低賃金は一番高い事だけは間違いありません。郊外エリアですと、全体的に最低賃金は低めです。しかし、それも職種次第です。一部の職種は、むしろ郊外エリアの方が給与は高めな傾向があります。

冒頭で触れた薬剤師という職種も、その1つです。月収の数字を見てみても、都会よりは郊外の方が給与は高めな傾向があります。ですから高い収入の職場を探しているなら、郊外エリアに注目してみると良いでしょう。

なぜ郊外の勤務先は給与は高めなのか

なぜ郊外地域の職場は給与が高めかというと、人手確保の問題を抱えているからです。仕事探しをしている方々は、職場の利便性を重視している傾向があります。便利なエリアで働きたいというニーズを抱えている方は非常に多いです。

それだけに都会エリアの求人は、比較的すぐ埋まる傾向があります。逆に郊外エリアの場合は、必ずしも交通至便であるとは限りませんから、なかなか人材が集まらない職場も多いです。そこで郊外エリアのドラッグストアや薬局としては、初任給も高めにする傾向があります。

給料が安いと、人材が集まりづらくなってしまうからです。また郊外エリアの職場は、給料交渉も成功しやすいです。人手確保を優先したいので、給与交渉にも応じてくれる職場が多いです。

事業所の数が少ない企業は給与も高め

ただ給与は、チェーン店かどうかに左右される一面もあります。給与が高い所を探しているなら、チェーン店以外の職場に注目してみると良いでしょう。チェーン店や大手の企業は、全国の色々な場所に事業所があります。多くの事業所がある企業の場合、給与も統一されている事が多いです。

都会でも郊外エリアでも、給与があまり変わらない大手企業も多いです。しかし店舗数が少ない企業の場合は、かなり大きな差があります。全国に2ヶ所や3ヶ所ぐらいしか事業所が無い企業ですと、給与の差もかなり大きいです。

ですから収入が高めな職場を探している時は、事業所の数が少なめな企業に注目してみると良いでしょう。

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