2019年03月07日
調剤薬局やドラッグストア、そして雇用形態では正社員からパートまで、薬剤師の求人は非常に豊富です。そこで、就職や転職などで自分にピッタリ合った応募先を選ぶ際のポイントや、ヒントなどをご案内していきます。
先ずは使い勝手の良い情報サイトを選ぼう
薬剤師の仕事先を探す場合、現在では求人情報サイトを使うのが一般的になっています。ただし提供サービスや強みなどは各情報サイトで違うため、先ずは自分に合ったサイトを選ぶのが最初の一歩です。その時に着目しておくと良いのが人材コーディネーターなどであり、コンサルタントサービスが受けられるサイトを選ぶことで、応募先探しの幅が一段と広がります。
サイト上では様々な応募先を探せますが、一般に公開されているのは一部のみです。高収入や好待遇といった優良情報は、大抵非公開になっています。ですがコンサルティングサービスを利用すれば、一般非公開の情報からも紹介してもらえますから、希望に合った応募先を見つけやすくなる訳です。
また、自分の代わりに応募先を探してくれるので、仕事を続けながら転職先を探す場合にも、人材コーディネーターは頼れる存在となります。
職場によって業務内容は大きく異なる
病院は薬剤師の職場として根強い人気があります。医師や看護師との距離が非常に近く、医療の最前線の職場でもあるため、スキルアップが目的の場合にも最適です。入院患者への対応では医師らとチームを組むなど、医療の知識を深められるようになっています。
それに対しまして、ドラッグストアは市販薬の販売や接客が主な業務ですので、人と接するのが好きな方に向く職場です。近年ではセルフメディケーションの観点から、その重要性が一層高まっている求人でもあります。そして、接客などはあまりしたくない、という人に選ばれているのが調剤薬局です。
この職場でも薬の受け渡し時に、服薬指導などの接客業務を行うことはありますが、調剤室での仕事は薬の用意が主体になります。各職場では業務内容が異なりますから、応募先を選ぶ際は、自分の性格も加味するのが得策です。
フルタイム勤務が困難な状況なら
高収入を目指すなら正社員の募集を探すのが選び方の基本ですが、子育てや介護などでフルタイム勤務が難しい場合はパートの募集が適しています。午前中や午後だけなど、自分のライフスタイルに合わせて働きたい時は打ってつけです。
そのほか、年収を扶養控除内に抑えて働きたい時もピッタリです。