スキルアップで待遇にも変化がある

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2019年03月06日

薬のスペシャリストであるため、病院だけが働ける場所に思われるものの、スキルを身につけるだけで、フィールドは広がりを見せています。知識や技術、そのどちらも身につけるなど、イチオシできるスキルがあるようです。

一般企業にもフィールドを広げよう

薬剤師でなければできない業務というのは、調剤業務だけでなく、薬局に勤めるのならば管理であったり、キャリアを積むことで、医薬品製造販売業の統括製造責任者として活躍もできます。また、国家資格でもあるため、その学習をフルに活かすために専門学校にて薬学部にて指導者として活躍も期待できます。

もちろん、教育学を一から学ぶことも必要ですし、教職免許も必須です。どの分野においてもおすすめされるのは、認定や専門でしょう。しかし、難易度も高く、やる気次第の資格になるようです。

また、有利に取得できるものも中にはあるでしょうから、調剤業務であったり、人気高となるドラッグストアでのアルバイトでさえ向いていないという人には、一般企業に就職することも手の内です。オフィスワークに近い分だけ、離職率も薬剤職よりも低い魅力もあります。しかし、再び薬剤業務に従事したい場合の再就職が厳しくなる可能性もあり、医療業界の情報収集だけは抜かりなく行っておくのもポイントになってきます。

国際色あるドラッグストアで活かせる

調剤薬局やドラッグストアなどに就職や転職を希望するならば、昇給はあまり期待できませんが、その分、待遇に期待しましょう。近年では、海外からの客層が目立ち、英語を話せるだけで優遇してくれます。趣味・特技が待遇に反映されるようで、語学力を養うのもおすすめです。

特に、海外との玄関口である国際空港、国際色ある通りに展開するドラッグストアでは、旅行客が医薬部外品を探していることも少なくありません。日本の医薬品の品質は世界レベルで認められており、風邪薬のみならず、サプリメントや健康補助食品などを勧めるために必要とされています。

ともなれば、購買意欲をかき立てたり、商品を説明するPOPなども任される可能性もあり、イラストやパソコンスキルなどが身についていれば、十分に活躍できるようです。

薬と食の関連性でおすすめできる

また、海外に目を向ける前に少子高齢者に目を向けることも必要です。今や、医療機関を受診するのは高齢者ばかり、服薬する薬の量も増えるばかりという患者の声も耳にします。国が認める栄養関連の国家資格の中でも、高評価を得ているのが栄養士です。

漢方薬を扱う薬剤職も人気になっているように、健康な食生活、食の安全にも関心が集まっている話しもあるほどです。服薬指導するにしても、栄養の偏りにより副作用の問題も生じたり、薬と食材との相性もあります。

食品メーカーや一般企業からも声をかけてもらえるようで、従来の枠超えで活躍したいのなら、一度取得すれば生涯役立つスキルを武器にしましょう。そうすれば、昇給も望めます。

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