収入は高くなくてもやりがいのある仕事と言えます

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2019年01月14日

薬剤師は高額の収入が可能なところもありますが、病院の場合は薬局などの他の仕事場に比べると一般的に安めになります。ここではそのような点について紹介すると同時に、この種の仕事が収入が高くなくても人気になる理由について書いていきます。

国公立と民間では違いがあります

この種の職業の平均年収は580万円程度と言われていますが、それぞれの場所によってかなり違いが出てきます。薬剤師の職場としてはこの他にドラッグストアや調剤薬局、製薬企業などがありますが、この中で病院は安めで平均年収は約520万円となります。

ただ、この場合でも国公立ならば初任給が安めであっても定期昇給があり、福利厚生などが充実しているのでもっと高い収入を期待することができます。これに対して民間の場合には定期昇給がないところも多く福利厚生を行わない職場もあるので、その場合は収入が高くなることはあまり期待できないようです。

安めの理由としては次のようなことが考えられます

この種の職場での収入が一般的には低めである理由としては、この場合は医師や看護師など、ここで必要性があって中心となる他の職業が存在するということが挙げられます。また、このような仕事場は特に仕事を探す若者達に人気のあるところなので、給料を高い金額にしなくても希望者が得られるということもあります。

この種の仕事にはメリットがあります

病院での薬剤師の仕事に人気があるのは、医療関係者としてやりがいのある色々な仕事があるからと言うことができるでしょう。この場合は医師、看護師、ソーシャルワーカーなどとチーム医療を行うことになるので、その点でも新たな知識を得られたり満足のいく結果になりやすいはずです。

また仕事内容としては、医師の処方通りに調剤するだけでなく薬の正確な飲み合わせをチェックしたり、カルテや処方箋などの記載ミスを調べるなど複数の仕事が存在します。そしてそのためには十分な知識が必要なのでしっかりと学習することや、それぞれの仕事に関する多くの経験が大切になってくるのでその点でも仕事に力を入れたい人に向いていると言えます。

さらにこの種の仕事では実際に患者さんと関わって薬の説明や飲み方の指導を行うので、そこで良い結果が出た場合は嬉しいと感じやすいでしょう。以上のようにこの場所での仕事は、医療関係者としての成長や満足感を可能にしやすいと言えるので、給料の高さとは関係なく行いたいと思う人が多いようです。なお、この場合には給料は他の場所での仕事に比べて高くなくても、子育てなどの生活面に関して良く考えてくれるようなところもあるので、その点でも働きやすいと言えるでしょう。

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