2018年11月30日
医療関係の仕事は国家資格が必要なものが多く、通常は一つの資格だけの人が多いです。複数の資格を持っている人もいて、一方をメインにしてもう一方を補助的に使うなどに役立てているようです。簡単になれるわけではありません。
実現するのはかなり大変になると知っておく
プロとして仕事をするとき、一つのことに打ち込むこともあれば、複数のことを幅広く行うこともあります。一つに打ち込めばよりプロフェッショナルになれますし、複数のことに取り組めば別の視野からそれぞれの仕事が見られるかもしれません。
薬剤師は医学系の資格の中でも取得するのが難しく、6年制の薬学部卒業後に国家試験を受けないと取得できません。より幅広く仕事をしたい人の中にはさらに看護師をダブルライセンスとして取得しようとする人がいます。
実現するには勉強などがかなり大変になります。どちらも所定の学校の修了で試験の受験資格が得られるので、うまくいっても10年近くはかかります。でも実現すれば大きな武器になるでしょう。
複数の視点から見た仕事が行える
医療関係の仕事は国家資格がないと行えないものが多くあります。医師を頂点に歯科医師やレントゲン技師、リハビリを担当する作業療法士なども国家資格が必要になります。薬剤師は医師や歯科医師同様に6年制の学校を修了しないと受験資格が得られない資格で、取得までに時間がかかります。
さらに看護師をダブルライセンスとして取得するとなると時間もお金もかかります。もし取得出来たら、複数の視点から仕事が行えるメリットがあるでしょう。調剤を行うにしても、薬の知識だけよりも看護の知識がある方がよりプラスに働く可能性があります。
看護の仕事をメインにするときも、薬の知識があればスムーズに行える時もあるでしょう。
色々な職場で働くことが可能になる
求人情報にはいろいろな仕事に関するものが出されています。特に資格がなくても応募できる仕事もあれば、資格がないとできない仕事などもあります。となると資格はできるだけたくさん持っていた方がより仕事がしやすくなると言えるでしょう。
薬剤師の資格を持っている人が看護師とのダブルライセンスを持つメリットとして、色々な職場で働くことができる点が挙げられます。病院やクリニックの他、調剤薬局やドラッグストアなどでも働けます。
地方に行くと必要な人材が足りないところもあります。薬の面の仕事も看護の面の仕事も行えれば、人が足りないところで重宝してもらえそうです。大変ですがやりがいはあるでしょう。