2018年11月24日
仕事とプライベートを両立させたいと考えると働ける時間は限られてしまいがちです。正社員として働くと時間的な拘束が大きいですが、派遣で働くと状況は異なります。どのような働き方になるのかを確認しておきましょう。
直接の雇用関係がないから規則通りに働ける
現場と直接の雇用関係がある正社員とは異なり、派遣の場合には雇用されている立場ではありません。雇用されていると現場の上司からの命令を断ることはできないのが原則です。そのため、仕事が多いときには残業をせざるを得なくなり、現場によっては土日に出勤したり、早朝や深夜の勤務、あるいは夜勤をさせられたりすることもあるでしょう。
しかし、雇用関係がない場合にはそのような命令は無効になります。働くときに結んだ契約に記載されている通りの勤務時間で働けるのが特徴です。もし不当な形で働かされた場合には賠償を求めることもできるので、安心して規則通りに働けるでしょう。
忙しい現場が多いのは確かですが、自分の身分も周りは理解してくれているので気兼ねなく退社することが可能です。
ニーズが高いから短時間勤務もしやすい
薬剤師の場合には現場でのニーズが高く、働き先には無数の候補があります。一人でも多くの人材を獲得したいと考えている病院や調剤薬局、ドラッグストアは多く、引く手数多な状況が続いているのが事実です。ニーズが高い影響で希望すれば短時間の勤務もできるのはメリットでしょう。
毎日長時間働くのは難しくても、平日の昼間だけなら働ける人もいます。プライベートを優先したいから週に二日だけ働きたい、一日三時間だけにしたいといった希望もあるでしょう。そのような勤務日数や勤務時間でも受け入れてもらえるのです。
定期的に時間を調節できるのも魅力
月日が経つとプライベートの状況も変化し、もっと働きたいと思うこともあれば、もう少し勤務量を減らしたいと感じることもあります。派遣で働くメリットとして、定期的に職場を変えて働けるという点も挙げられます。
職場が変わるのは大変だと思うかもしれませんが、その度に勤務時間や勤務日数について取り決めをすることになるので、ライフスタイルに合わせた働き方が可能になるというメリットもあるのです。同じ職場で働き続けていると、現場が忙しいから勤務量を減らすのは申し訳ないと感じてしまうかもしれません。
しかし、別の職場で働き始めるときに、この勤務量にするという取り決めをしてしまえば気兼ねすることはないでしょう。