2018年09月23日
今、新聞や雑誌、またはインターネット上でも薬剤師の求人を多く目にする事があります。この職業の需要は高く、不況下でも求人数が多いのが特長です。これは就職や転職にも比較的に有利な職業である事は間違いありません。
専門性と社会的地位が高い職業だから魅力的
薬のプロフェッショナルとしてこの資格を取得し、病院や調剤薬局、ドラッグストアなどで実際に仕事に就くとき、その魅力とはいったい何なのでしょうか。これは人それぞれ捉え方の違いはありますが、一般的に言われている事は、まず専門性の高さというものではないでしょうか。
当然の事なのですが、薬というものは人の命にも関わるものですから、これを取り扱う人はやはり薬のプロでなくてはいけません。また、そうした専門性が高いという事で、社会的地位の高さもあると言えるでしょう。
この職業の肩書は大抵の場所では大きな信頼を受ける場合が多いです。報酬の面でも他業種と比較して高いと言えます。やはりこれも魅力の理由となるでしょう。
人の命にも関わる薬を扱う職業はやりがいのある仕事
たとえば、調剤薬局などで働く薬剤師の仕事というものは、基本的には医師が書いた処方せんを厳重にチェックして患者に薬を渡す事になります。この時に単純に手渡すだけではなく、その薬の服用の仕方や考えられる副作用などの説明を明確にするという仕事も重要です。
これは服薬指導と言って、この職業ではかなり重要なものとなります。このように薬を扱う専門職ですから、当然の事なのですが、人の健康や命に関わる尊い仕事だと言える。
この点を特に重視して仕事に就いている方も本当に多いのが特徴です。それだけ責任があるからやりがいがある、という事なのでしょう。
全国的な人材不足で職場復帰も難しくない
薬のプロフェッショナルとして実際に仕事に就く場合、そこには男女の別なく、皆平等な立場で仕事をする事ができるのもこの職業の大きな魅力だと言えるでしょう。
たとえば、この職業では比較的に女性が多いわけですが、そうなれば結婚や出産、そして育児などで一旦仕事を離れなければならない場合も出てきます。そんなとき、薬剤師の資格を活かして一段落したら仕事に復帰する事もできるわけです。
ましてや全国的に深刻な人材不足が問題になっている職業ですから、職場復帰もけっして難しくはないでしょう。雇用形態も正社員だけではなく、準社員を始め、パートタイマーやアルバイトなど様々です。