2018年09月22日
薬剤師として将来はスキルアップを目指しているならば、資格を取得しましょう。医療の現場で仕事をしていく上で必要な知識を得られるだけでなく、転職でもアピールポイントになります。今回は持っておくと役立つ資格について紹介していきます。
職場によってどんなスキルが必要か判断しよう
スキルを磨きたい方は、まず働いている医療現場によっていろいろなパターンがあることを知っておきましょう。大学病院や総合病院ならばチームの一人として、患者に薬物治療をしていくことが仕事です。そのため、常に新しい医学や薬学に関する知識を身につけていくことがスキルを磨くことにつながります。
ドラッグストアで仕事をしている場合も患者の健康状態によって渡す薬は変わってくるため、薬学に関する知識を増やしていくのは大事です。さらに薬以外の商品を取り扱っている場合はより幅広い分野の知識を身につけて、接客の技術をアップさせることもスキルを身につけることに含まれます。
専門知識と実務経験を証明できる認定ライセンス
薬学に関する知識をより深めたいならば、認定薬剤師の資格を取得することをおすすめします。定められたプログラムをしっかり履修して、その後の試験を合格した人だけが取得できるのが特徴です。また、有効期限が定められているため一度取得したら終わりではなく、更新する必要もあります。
更新するためには医学や薬学に関する新しい知識を身につけて、技術の進歩にもついていく必要があるので知識はどんどん増えます。民間のライセンスですが免許を取得してから5年以上経過していて、3年以上の実務経験があるなど条件を満たしていなければ取得することはできないです。
そのため、厳しい基準をクリアして専門分野についての知識を身につけているだけでなく、実務に関するスキルも備わっていることを客観的に示すことが可能です。専門的な分野の知識が必要な職場に転職したいと考えている人は、即戦力として現場で活躍できる証明になるので取得を目指しましょう。
どんな方法で研修を受けられるか
認定薬剤師を目指すならば研修を受講して単位を取得する必要がありますが、実施機関として認定されている団体のホームページで学べます。この他、大学などが主催の通信講座で単位を取得したり、自己研修で学び受講単位を請求する方法なども存在します。
ライフスタイルに合わせて、どんな方法を学んでいくか決めましょう。