2018年08月11日
収入の高さは、薬剤師の求人を探す基準の1つになる事も多いです。高収入の仕事を探している方々も、少なくありません。その場合、地方エリアの案件に応募してみる選択肢もあります。郊外エリアですと、基本給が高めな事も多いからです。
地域により平均収入の高さは異なる
給料の高さは、地域との密接な関連性があります。最低賃金の数字を見てみても、それは明らかです。東京などは、最低賃金が一番高い地域になります。大阪なども比較的高めです。逆に郊外エリアは、低めに設定されています。
このため郊外エリアに居住している方々は、たまに出稼ぎに来ています。郊外よりも平均給料が高めですから、都会に引っ越ししている方々も少なくありません。また都会は、人材募集の広告の数も多いです。いずれにせよ地域によって給料の数字が異なる事だけは、間違いありません。
都会エリアよりも郊外の方が平均給料が高めな職種
ですから収入が高い薬剤師の仕事を求めているなら、都会エリアで人材募集の広告を探してみる発想が浮上する事もあります。しかし実際には都会エリアというよりは、むしろ郊外地域で探してみるのがおすすめです。
というのも都会よりは、郊外の方が平均給料が高めだからです。そもそも平均給料の状況は、職種に左右される一面もあります。確かに販売や事務などの職種ですと、郊外よりは都会の方が給料は高めです。しかし、それも職種次第です。
上述の薬に関わる職種は、やや特殊です。ですから収入が高めな勤務先を探しているなら、郊外エリアの人材募集の広告に注目してみると良いでしょう。
なぜ郊外は都会よりも平均給料が高いか
都会よりも郊外の方が給料が高めなのは、きちんと理由があります。人材確保の問題があるからです。郊外エリアの薬局やドラッグストアは、人材確保で悩んでいる事も少なくありません。
その理由の1つは、利便性です。郊外ですと、都会よりは交通インフラが充実していない事もあります。通勤が少々不便な薬局も、少なくありません。またお店の利便性の問題もあります。郊外ですと、お店の数が少ないからです。
そのようなエリアにある薬局やドラッグストアですと、なかなか人が集まらない事も多いです。このため郊外エリアの各会社は、基本給を高めに設定している傾向があります。低い給料ですと、なかなか人手を確保できないからです。また郊外の会社は、給料交渉に応じてくれる確率も高いです。ですから高収入の案件を求めているなら、地方エリアで求人を探してみる選択肢もあります。