職場や地域によっても異なる給料

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2018年08月09日

子供がまだ幼かったりして家庭と仕事を両立させたいという薬剤師におすすめする雇用形態は、パートという働き方です。働く職場や地域によって時給が異なるため、その平均についてチェックしておくことをおすすめします。

知っておきたい日本全国における相場

職場や地域に関係なく、日本で薬剤師として働いた場合の時給の相場は2300円ほどだと言われています。一般的なパートの相場が1時間1000円にも満たないことを考えると、その倍以上でたいへん良いことがわかるはずです。

例えば、幼い子供がいる人が家庭と両立させるために1日に4時間で週に4日働いた場合、1ヶ月に15万円弱の収入が得られることになります。しかしこの報酬は職場や地域によって異なるため、あくまでも目安として考えておくようにしてください。

働く場所よって異なる報酬の金額

薬剤師として働ける職場には様々な場所があります。調剤薬局やドラッグストア、病院や製薬会社などがありますが、ここでは調剤薬局とドラッグストア、病院でパートとして働いた場合の報酬について紹介します。調剤薬局の相場は2000円から2200円でドラッグストアは2500円から3000円、そして病院は1800円から2200円だと言われています。

これらを比較してみるとドラッグストアにおける報酬が最も高く、病院が最も低いということがわかります。ドラッグストアでの業務は調剤だけではなく、人手が足りない夜間には品出しやレジ打ちといった仕事もこなさなければならない場合があります。

また24時間営業している店舗であれば、夜勤にも対応する必要があったりもします。

働く地域によっても異なる報酬の金額

職場以外にも、働く地域によっても報酬が異なります。他業種では人が集まる大都市圏の方が給料が高く設定されていますが、この業種に関してはこれにあてはまりません。多くの専門職が集まっている首都圏に加えて大阪や福岡といった大都市圏では、2000円ほどと相場よりも安くなっています。

一方で人がなかなか集まらない北海道や中国、四国地方では3000円以上という金額で募集しているところもあります。それでも応募してくる人が少なく、閉店に追い込まれるところもあるほどです。

わずかな労働時間で高収入を目指したいという人は、地方で働くという選択肢も用意されています。ちなみに福岡県における平均時給は3206円になっています。

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