2018年08月08日
市販薬にはいくつかの種類があり、資格を持った人が販売しないと売れない薬があります。その薬を売ろうとするなら、資格を持った人を置かなくてはいけません。その他飲み合わせの問題など薬の知識が必要な時に一定の提案が必要になります。
資格がないと提案できない薬の提案や案内
薬には病院で処方してもらうものと一般のお店で購入できるものがあります。病院で処方される薬は、医師が病状などを勘案して必要な薬を選択して行います。専門家が処方をしているので、通常は大きな問題は起きません。
では市販薬はどうかですが、市販薬の中には薬の効果が強いものと弱いものがあり、強いものを体に合わない人が使用すると問題が生じる時があります。ドラッグストアにおける薬剤師の仕事としては、資格がないと提案できない薬の提案などがあります。
要指導医薬品はかなり強めですが、指導があれば販売可能です。同様に第一類医薬品に関しても一定の提案などが必要になります。その場に資格者がいないと販売ができません。
客の症状やお薬手帳に応じた市販薬の提案
体調が悪い時、医療機関に行く前に市販薬で症状を改善しようと考える人は多いです。風邪を引いたときなどは何らかの症状が出ています。それを改善するための薬がたくさん出ています。そのとき何となく効果がありそうな薬を選んで購入するかもしれません。
ドラッグストアにおける薬剤師の仕事として、客の症状やお薬手帳に応じた提案があります。第二類医薬品などであれば、特に提案がなくても購入ができます。でもできれば症状が改善されやすいものを選びたいでしょう。
その他今薬を飲んでいるときに飲み合わせに問題がないかどうかなどを調べる役割もあります。お薬手帳にある薬と購入しようとする薬に問題がないかを調べます。
薬以外の健康食品などの飲み合わせの相談
病気ではないが、何となく健康に不安を持つ人は結構います。バランス良く食事をしていれば病気になりにくい体になると言われますが、簡単にバランスよく食べられるわけではありません。特定の栄養素が足りない可能性もあり、その他健康にいいと言われる栄養素などもあるかもしれません。
ドラッグストアにおける薬剤師の仕事として、医薬品以外の商品の質問に答えることが挙げられます。健康食品は薬ではないので自由に食べても副作用などは出ません。
ただ、栄養成分が一般の食品よりも濃縮されているので、他の薬と一緒に食べると問題が起きる時があります。また、健康食品を選ぶときなどに、参考になる情報を提供したりもします。