2018年06月28日
総合病院などの夜間の勤務の回数が多い職場で働くにあたっては、月々の休日の日数や一日あたりの労働時間、残業の有無などに目を向けることが大切です。また、こうした職場では給料が高めに設定される傾向がありますが、体力面での負担が大きくなりやすい、リフレッシュの方法や休暇の過ごし方などに工夫してみましょう。
夜勤の多い病院で働くメリットとは
夜間の勤務の回数の多い総合病院で薬剤師として働く場合には、様々な手当が支給されることがあり、外来よりも収入アップを目指しやすいというメリットがあります。
また、職場によっては一人のスタッフの仕事量が多くなることがあるものの、医薬品の扱い方に関して専門的なノウハウを習得しやすいことから、スキルアップを目標として働きたい人にとって、絶好の職場として選ばれることがあります。
最近では、夜間の専門のスタッフの採用を積極的に行っている医療機関が増えており、さほど経験のない人であっても、自分のペースで仕事に取り組みやすい状況となっています。なお、同様の業務内容であっても、医療機関の方針や在籍するスタッフの数などにより、業務の負担に大きな違いが出るため、じっくりと求人選びをすることが大切です。
夜勤の仕事をする前に気を付けたいこと
病院内での夜間の業務が続くことによって、日々の生活のリズムが乱れるだけでなく、体調を崩しやすいことから、できるだけ休日の取りやすさや月々の労働時間などにこだわって職場を探すことがポイントです。
特に、薬剤師の数が少ない病棟においては、一人のスタッフが数十人以上の患者の服薬管理や指導を行う必要があるため、新卒者や第二新卒者などの経験が少ない人にとって、業務をこなすために長い時間が掛かるケースも珍しくありません。
そこで、就職後のトラブルを防ぐために、各地で求職者からの人気のある医療機関の求人をチェックするのはもちろん、人事担当者によく確認をしておくことが大事です。
夜間も働きやすい病院の特徴を知ろう
数ある医療現場の中でも、様々な職種のスタッフ同士のコミュニケーションが活発なところや、情報のやり取りがスムーズなところは、夜間でも働きやすい職場として人気が高まっています。特に、大病院においては、薬剤師をはじめとする医療従事者に対する研修が強化されているところも増えており、毎日の業務の合間を縫って専門性を高めやすいというメリットがあります。
また、夜勤の回数や具体的な業務の内容に関しては、職場ごとに大きな違いがありますが、なるべく能力に合った職場で働くために、余裕をもって職場見学の申し込みをすることがおすすめです。その他、実際に夜間をメインに働いている人の体験談をチェックすることで、自分らしい働き方を見つけることができます。