2018年06月20日
薬剤師が活躍する場は年々増えており、求人情報も豊富で選択肢が多いのは良いことと言えます。しかし働き先により異なる点は多々あり、求人情報だけではわからない点もあることから、職場見学ではしっかりチェックしておくことが必須です。
スタッフの人数や機材が十分かどうか
人手が不足しがちな職業であり、人手が足りていないからこそ求人が出ているということはどこの働き先でも同じですが、その中でも人手不足が深刻な職場もあればそれほど深刻ではない職場もあります。どんなに給与が良くても、人手が足りていなかったり機材が十分ではないと、一人当たりに対する負担はかなり大きくなってしまい、残業が多かったり休みが少ないということになります。
職場を見に行く時には、余裕のある人数と機材かをチェックすることがポイントであり、忘れないようにしましょう。人手が足りていない職場は、忙しいことからピリピリとした空気になりやすく働きやすいとは言えない雰囲気なので気をつけましょう。
教育や研修のシステムや人間関係
給与がよくで、仕事内容や勤務時間なども好条件の求人となれば、魅力的に感じるのは当然のことです。しかし一口に薬剤師といっても働き先によって仕事の内容にも違いがあり、今までと同じというわけにはいきません。新たな働き先で少しでも早く場に馴染むためには、早く仕事をマスターすることが必須となります。
そのためにも、教育体制や研修システムが充実しているのかということを確認しておく必要があります。基本は実際に働いている人に教えてもらうことになるので、スタッフの雰囲気も良くチェックしておくべきです。
人間関係が良い働き先を選んでおくためにも、スタッフをよく見ておく必要があります。
自分も見られていることは忘れてはいけない
事前に働き先の職場環境や人間関係などを知っておくことができるというのが大きな魅力でありメリットとなっていて、働きだしてからミスマッチだと感じ後悔するリスクを軽減させることができますが、職場の見学に行く際には、自分自身も見られているということは忘れてはいけません。
転職となれば、一度は社会に出て働いていたということから、社会的なマナーや常識はあって当たり前と考えて見られているので、身だしなみや対応に気をつけるようにしておく必要があります。
見学時には面接と同じような気持ちで足を運ぶようにしましょう。ミスマッチを防ぎたいのは自分だけではなく、企業側も同じということは確かです。