2017年03月10日
時間給で働くという選択を取った場合にもっとも気になるのが、時間通りに仕事を上がることができるのかということではないでしょうか。また、休日が固定制でない場合、常勤雇用の人たちに比べて優先的に休みが取れるかどうかも気になります。
時間給で働くことのいちばんの理由
薬剤師という国家資格を持つ人なら、フルタイムの常勤、いわゆる月給でお給料がもらえる正社員で雇用してくれるところはたくさん見つかります。それをあえて時間給で働くパート社員になって雇用されるということは、もっとも大きな理由は働く時間にあります。
資格を持っていることは同じだけれども、フルタイムで働くほどには労働時間が取れないというとき、時間給で給料をもらう働き方を選択することになるわけです。持っている資格は同じですし、仕事の内容もほぼ変わらないとなれば、常勤雇用の方が給料の面でも福利厚生の面でも得ですが、それでも仕事を早く上がれた方がいいという人が時間給労働を選択することになります。
時間給労働だって収入は十分にあります
パート社員であっても、薬剤師という国家資格を持っているのであれば、1時間当たり2000円程度の時間給は出るところが多くなっています。これなら、夫の扶養範囲内で働くのであれば、一日に数時間という短い時間でいいですし、あるいは勤務日数を少なくすることも可能です。
つまり、決められた時間に上がれるかどうかが、もっとも重要であり、さらにはゴールデンウイークやお盆、年末年始といった時期にも調剤業務をしているのであれば、そうした特別な時期は優先的に休暇がもらえるかどうかも気がかりな点になるでしょう。
早めに上がりたいということは、家族と過ごす時間も大切にしているということで、休みは家族に合わせて取りたいからです。
働く場所を決めるときにしっかり検討を
土日祝日はもちろん、夏季や年末年始にもしっかり休みたいという場合や、とにかく時間ぴったりに上がれることが大事という人は、働く場所を決める前にしっかり検討することが大事です。
もしかすると、混雑してくれば残業ということになるかもしれませんし、休みはシフト制ということも考えられます。入ってしまってから、こんなはずではなかったと悩みに思ってしまうよりは、入る前に徹底的に調べ、ここなら絶対に大丈夫というところを選んで応募することが重要です。
幸い、国家資格保持者として需要は引く手あまたであることから、少しくらいわがままかなと思える程度に言っておいた方が、実際に仕事をした時にやりやすくなります。